THE FIVE BEANS

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豆の種類

中南米を中心にアフリカ、インドネシアなどの豊かな香りと旨味のつまったコーヒーをセレクト
普段飲んでいるコーヒーはコーヒーチェリーといわれるフルーツの種を焙煎したものです
その風味は産地の土壌や標高、日照などの自然条件、品種による違い、精製方法など、様々な条件の違いで微妙に異なります
またコーヒーが飲める状態になるまでには沢山の人が携っています
どんな人達が携わって今の一杯ができたのかを想像しながら飲んでいただけると嬉しいです
飲まず嫌いで敬遠されがちな素晴らしい酸味のコーヒーにも是非チャレンジしていただきたいです

ブラジル ダテーラ農園

地域 ブラジル ミナスジェライス州 パトロシーニョ市
認証 RA認証(レインフォレストアライアンス)
品種 カツーラ、ブルボン、アカイア
標高 1,000~1,100m
収穫期 6月~9月
加工方法 パルプトナチュラル
乾燥方法 天日乾燥と機械併用

ブラジルのミナスジェライス州パトロシーニョ市にあるダテーラ農園はRA認証の取得を受けています
RA(レインフォレストアライアンスは熱帯雨林の維持を目的に1987年に設立された国際的な非営利環境保護団体)の認証を受けるには非常に厳しい基準があります
コーヒー豆についていえば、肥料散布、収穫がいつ誰の手で行われたまで実際にトレースしたりそのバックグラウンドである労働者の環境まで審査の基準になります
その為、農園内に住居、子供のための学校を作ったりしなければならず、また農場内に棲む動物にまで保護を求められます
そのためごまかしのない豆の生産が可能になります
トレーサビリティ(生産履歴)が明確なため安全、安心を追求したコーヒーとも言えます
味へのこだわりももちろんで、いろいろな実験的な試みをしていています、スペシャルティコーヒーでは珍しくなくなったペンタボックスにて輸送保管も開発しています
ペンタボックスコーヒーのパッキングは麻袋ではなく、アルミの袋入り真空パックを段ボールにいれた状態でブラジルから輸送
よりフレッシュな状態で到着して、保管もフレッシュな状態がキープできます

良質のナッツを思わせる重厚な甘さやがあり、また奥深く適度な酸味とボディ、クリーンで甘さの感じられるアフターテイストも素晴らしいです

コロンビア メサデサントス農園

地域 コロンビア サンタンデール州 サンギル地区
認証 JAS、バードフレンドリー認証
品種 カツーラ
標高 1,650m
収穫期 11月~2月
加工方法 ウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥

同農園は、コロンビア国内で森林保護、良質のコーヒーの栽培等の面から"理想の農園"として評価を受けている
また、大統領訪問時には、コロンビア国内のSpeciality Coffeeの模範農園として評価されている
農園主のオズワルドは、SCAA(アメリカスペシャルティー協会)主催の展示会でも、スペシャルティーコーヒーを作るための営農方法等に関してのスピーチを行う程の知識を持ち合わせている

バードフレンドリー認証プログラムとは
熱帯の森林を利用したシェードグロウン(木陰栽培)かつ有機栽培で生産されたコーヒーをプレミアム価格で買い取る事で、生産農家を支えながら森林伐採も防止し、そこで休む渡り鳥を守るプログラムです
コーヒーから生まれた収益は、このプログラムを創設したスミソニアン渡り鳥センターの研究調査資金として、世界中の渡り鳥の保護、生態系保護のために利用されています
はじまりは1990年代後半、専門家によって北米と中南米を行き来する渡り鳥の減少が確認され、世界最大の学術研究機関であるスミソニアン協会が調査研究、保護のため「スミソニアン渡り鳥センター」を設立しました
鳥類学者、環境学者、地理学者が研究した結果、シェードグロウンを維持するコーヒー農園が渡り鳥の生息地となっている事を発見
1999年バードフレンドリー認証プログラムが始まりました
コーヒー栽培にはシェードグロウン(木陰栽培)とサングロウン(直射日光)があります
近年では低コスト化を図る大規模なプランテーション型経営が増え、一部地域で収穫の機械化が進み、木陰を作るシェードツリーが伐採されています
森林に近いシェード(木陰)を保つバードフレンドリー認証農園では有機栽培で収穫もすべて手摘みと、とても手のかかる栽培をあえて実践していますが、木陰でコーヒーを育てる事は、コーヒーが森林の恵みにより栽培されてきた歴史を考えると、伝統的かつ持続可能な農法といえます

手間ひまかけて作られたメサデサントス農園のコーヒーは黒糖やメイプルシロップのような甘い雰囲気とさわやかな酸味が漂います

エチオピア イルガチェフG1 アリチャ ナチュラル

地域 イルガチェフ地域 中心部 アリチャ地区
認証
品種 エチオピア系統品種
標高 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在
収穫期 11月下旬〜1月頃まで
加工方法 ナチュラル
乾燥方法 天日乾燥(アフリカンベット)

アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています
有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています
エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです
フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております
ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです
イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します
その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です
更には1,600m以上、高いところでは2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます
現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません
イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります
これが品質安定しない原因です
近年スペシャルティコーヒーの世界では、ナチュラルのコーヒーに注目が集まっております
しかしながら、それは、以前のような過熟や汚れのあるものではなく、クリーンさのあるナチュラルです
このイルガチェフ・ナチュラルG1は通常ならばウオッシュドとなる高品質チェリーを特別にナチュラルに仕上げて頂きました
赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております
集められたチェリーはアフリカンベッド上で、未完熟、未熟なチェリーを徹底的に除去し、乾燥させていきます
更に乾燥後、脱穀された生豆は、機械選別後、ハンドピックにより選別され、高品質ナチュラルコーヒーが完成します
方法はシンプルですが、人の力が品質に大きく左右します

ストロベリーやメロン、マスカットのような風味のクリーンなエチオピアイルガチェフのナチュラルは今までのコーヒー感が変わる一品です

インドネシア マンデリン アチェ タケンゴン

地域 スマトラ島 アチェ タケンゴン
認証
品種 アテン
標高 1,200〜1,300m
収穫期 3月〜5月
加工方法 パルプドナチュラル
乾燥方法 天日乾燥

エチオピア・モカ、ケニアなどと並び、産地独特のテロワールを色濃く醸し出すスマトラ島北部のマンデリン
産地は「アチェ タケンゴン地区」で、品種の特定が難しいマンデリンの中で、現地において「アテン」という品種で取引されています
果肉除去後、表面にヌメリが付いたまま、パーチメント(生豆の周囲を覆っている硬い殻)の状態で天日乾燥を行ないます
その後、脱穀して生豆を取り出し、さらに天日乾燥をする「パルプドナチュラル」製法で処理
豆のサイズは他に類を見ない大粒のスクリーン19Mで、厳選された生豆が更にハンドピックされているので、素晴らしい外観と品質に仕上げられています

なめらかな舌触りとプラムのような酸味とほのかにココナッツを感じる独特の風味をお試し下さい

コスタリカ ドンパブロ ベジャビスタ農園

地域 コスタリカ タラス地域 ジャノボニート デ レオンコルテス地区
認証
品種 カツーラ100%
標高 1,750~1,860m
収穫期 12月〜2月
加工方法 フリウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥(アフリカンベット)

コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております
同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありましたが、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです
コスタリカ全土でその数は100を超えるといわれています
パブロ・ボニージャ氏は、父親ヘクター氏と共にマイクロミルコーヒー生産に従事するボニージャ一族の第3世代で、研究熱心かつ先進的な若手生産者です
かつては彼らも農協にチェリーを搬入しておりましたが、高品質コーヒーおよび自身のコーヒーを生産する為に、マイクロミルの導入を決め、今日に至っております
コスタリカにおけるマイクロミルは増加傾向ですが、品質においては、他の模範となるマイクロミルの代表格です
毎年日本に訪れるなど消費国研究も欠かしません
標高の高いタラスの山岳地帯の中でも、ベジャビスタ農園は1,750mを超える非常に高いところに位置し、2月に完熟した赤いチェリーを丁寧に手で収穫、ドンマヨ・マイクロミルに搬入、水洗処理工程を経て、アフリカンベットで天日乾燥され、作られました
急峻な地形が印象的な農園です
なお2009年のCOE国際品評会で、ボニージャ一族の農園のコーヒーが、2ロット入賞しています
特にその1つは、見事優勝しました
その実力の高さが伺えます
タラスのコーヒーは高地なので、酸味の特性に優れたものが多いですが、ドンパブロ ベジャビスタ農園は、甘味と果実味豊かなコーヒーです

オレンジやメロン等フルーツの風味が冷めるに従いまして湧き出てくるようです
甘味や滑らかな質感があります
トロピカルフルーツのような、熟した果実の風味、とろみさえ感じる質感も加わり、以前のコスタリカでは体験したことのない、素晴らしいコーヒーです

エルサルバドル サンタリタ農園

地域 ソンソナテ県 フアユア
認証
品種 ブルボン
標高 1,450m~1,750m
収穫期
加工方法 ウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥

サンタ・リタ農園は、エル・サルバドル西部ソンソナテ(Sonsonate)州サンタアナ火山裾野に位置し、標高1470~1750mの高地に広がっています
この農園は火山灰土壌に加え、シェードツリーの落葉が腐葉土を作り出すことから土壌環境は良く、高品質のコーヒーを栽培するのに適しております
ここにブルボン・パカス・パカマラと全てブルボン系品種が丹精に栽培されています
サンタ・リタ農園で収穫されたチェリーはラス・クルセス・ミルに運ばれ、約12時間醗酵させた後、綺麗な湧き水で洗浄されます
この後、赤レンガとコンクリートの乾燥場にて10日間程度かけて天日乾燥されます

ミルクチョコやオレンジのようなアロマとフレーバーを併せ持った甘味が素晴らしいです

ニカラグア ハイメモリナ モンテクリスト農園

地域 ヌエバ・セゴビア地域 マドリス地区
認証
品種 ブルボン
標高 1,340~1,450m
収穫期 12月〜2月
加工方法 フリウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥(パティオ)と機械併用

ホンジュラス国境沿いのヌエバ・セゴビア地域は、ニカラグアでは新興の地域ですが、その標高の高さと生産者の高品質コーヒー・マインドの高さから、国際品評会で高い評価を得ており、カップオブエクセレンスにもたびたび入賞しています
ハイメ・モリナ氏(Jaime Jose Molina Fiallos)は奥様と三人の息子の家族で、モンテクリスト農園の農園主です
ヌエバセゴビア地域マドリス地区の標高1,340~1,450mに位置する同農園では、ブルボン、カツーラ種が栽培されております
年間降雨量は、1,200mm、有機農法を実践しております
収穫は、教育された収穫作業者が完熟した実を丁寧に収穫し、伝統的パルパーによって皮を剥き、スクリーンによって剥けたパーチメントと剥けない未完熟実を選別します
数時間の発酵工程を経て、水洗後、水分約40%まで一次乾燥されます
その後パーチメントは、フローレンシア社のミルに搬入され、受入れ時の品質確認、選別、ロット毎に二次乾燥、管理されます
二次乾燥は、天候及び搬入状況により、パティオと乾燥機を併用し、品質を落とすことのないように注意深く取扱います
最終的に水分12〜13%まで仕上げていきます
同ミルはまだ新興ですが、コスタリカの技術を導入し、従来にない品質を実現しております

ハイメモリナは、フローラル、ベリーやチェリー系の風味、甘み、クリーンさを有する素晴らしいコーヒーです
爽やかな風味をお楽しみ下さい

グアテマラ サンフランシスコ農園 テカンブロ エルポジョ

地域 グアテマラ フライハーネス サンタロサ地区 プエブロ ヌエボ ヴィニャス
認証
品種 ブルボン、カツーラ、カツアイ
標高 1,460~1,770m
収穫期 1月〜3月
加工方法 フリウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥(パティオ)

サンフランシスコ農園は、グアテマラシティから南東約50kmに位置し、アナカフェの8つのコーヒー区分では、フライハーネス地域に属しています
サンフランシスコ農園は、1800年代後半からバリジャス一家によってコーヒー栽培を代々行ってきました
農園の多くはテカンブロ休火山の噴火口に位置し、土壌条件、微細な天候の変化によってもたらされる気温、シェードツリー、豊富な水源といった高品質コーヒーの栽培に最適な環境下でコーヒー作りを行っています
シェードツリーは、この地域特有のcujilloとguaguaという樹木で、落葉は腐葉土をつくるために地上で故意に残され、土壌への豊富な天然肥料となります
またこの農園を水源として湧き出ている新鮮な水は生産処理に使用されるだけでなく、この地区全域の飲料水として供給されているほど豊かで良質のものです
収穫期になると完熟したコーヒーチェリーは手摘みによって丁寧に収穫され、更にそのなかでも完熟のピークのものが選ばれます
中でも、エルポジョは、標高1,770m付近に設けた特別区画のコーヒーだけを集めたマイクロロットです
品質とトレーサビリティを確保するために、他のコーヒーとは別の精選管理を行ったスペシャルロットです

柑橘系のジューシーさと熟度の高い甘味、クリーンな味わいのエルポジョをお楽しみください

ケニア ルンゲト農協 キイ水洗工場

地域 キリニャガ地域 ギチュグ地区(ケニア山の南麓)
認証
品種 SL28,SL34
標高 1,600~1,900m
収穫期
加工方法 フリウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥(アフリカンベット)

ケニアは世界の中でも優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています
トップクラスのロットには、ワイン、柑橘フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります
また、ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われています
ハンドピックによる赤いチェリーの摘み取り、更にチェリーの手選別後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッドでのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(風味の安定の為30~40日程度木製サイロで寝かせる工程を実施)を経て脱穀精製されます
キリニャガ地域東部に位置するルンゲト農協は1953年に創業しました
この農協は3つの水洗工場(キイ、カリミクイ、キアンゴイ)を所有し、総勢2,858名の生産者が加盟しています
その内、キイ水洗工場には1,214名が加盟しています
ケニア山の南麓標高1,600〜1,900mに位置し、平均気温18〜26℃で豊富な雨量、赤色の火山灰土、有機物に富み、水はけに優れています
収穫期は4月〜6月(メインクロップ)で0.3haで400本のコーヒーの樹を所有しています
品種はおもにSL28、SL34になります
収穫された完熟チェリーは更に選別され、その日のうちに水洗工場に運ばれ、近隣の河川から供給される豊富な水源によって精選処理が行われます

グレープフルーツや完熟オレンジの様な濃厚な甘味があり、赤ワインのような雰囲気のあるケニア キイをお楽しみ下さい

フレンチロースト (コロンビア メサデサントス農園)

地域 コロンビア サンタンデール州 サンギル地区
認証 JASオーガニック、バードフレンドリー認証
品種 カツーラ
標高 1,650m
収穫期 11月~2月
加工方法 ウォッシュド
乾燥方法 天日乾燥

コロンビア メサデサントス農園は周りが谷に囲まれた山岳部にあり、平均気温が、昼30度(11〜16時)夜8度(17〜10時)と大きな温度差がある
これらは、良質なコーヒーの栽培に適しており(夜冷現象)、香りが良く良質な酸味を持つコーヒーの生産が可能になる条件です
同農園は、コロンビア国内で森林保護、良質のコーヒーの栽培等の面から"理想の農園"として評価を受けている
また、大統領訪問時には、コロンビア国内のSpeciality Coffeeの模範農園として評価されている
農園主のオズワルドは、SCAA(アメリカスペシャルティー協会)主催の展示会でも、スペシャルティーコーヒーを作るための営農方法等に関してのスピーチを行う程の知識を持ち合わせている

バードフレンドリー認証プログラムとは
熱帯の森林を利用したシェードグロウン(木陰栽培)かつ有機栽培で生産されたコーヒーをプレミアム価格で買い取る事で、生産農家を支えながら森林伐採も防止し、そこで休む渡り鳥を守るプログラムです
コーヒーから生まれた収益は、このプログラムを創設したスミソニアン渡り鳥センターの研究調査資金として、世界中の渡り鳥の保護、生態系保護のために利用されています
はじまりは1990年代後半、専門家によって北米と中南米を行き来する渡り鳥の減少が確認され、世界最大の学術研究機関であるスミソニアン協会が調査研究、保護のため「スミソニアン渡り鳥センター」を設立しました
鳥類学者、環境学者、地理学者が研究した結果、シェードグロウンを維持するコーヒー農園が渡り鳥の生息地となっている事を発見
1999年バードフレンドリー認証プログラムが始まりました
コーヒー栽培にはシェードグロウン(木陰栽培)とサングロウン(直射日光)があります
近年では低コスト化を図る大規模なプランテーション型経営が増え、一部地域で収穫の機械化が進み、木陰を作るシェードツリーが伐採されています
森林に近いシェード(木陰)を保つバードフレンドリー認証農園では有機栽培で収穫もすべて手摘みと、とても手のかかる栽培をあえて実践していますが、木陰でコーヒーを育てる事は、コーヒーが森林の恵みにより栽培されてきた歴史を考えると、伝統的かつ持続可能な農法といえます

コロンビア メサデサントス農園の甘くて、ビターな風味はカフェオレやアイスコーヒー、エスプレッソ、苦みのコーヒーがお好みの方におすすめです